メゴチ・ネズミゴチ(スズキ目ネズッポ科ネズッポ属)
釣期:周年(特に夏)
釣法:投げ釣り
釣餌:イソメ類
料理:てんぷら・煮物
通称メゴチ。正式名称はネズミゴチ。キス釣りの外道としてかかります。ヌルヌル・トゲトゲ。この魚をつかむための「メゴチバサミ」という道具も販売されているほど。まぁ、木炭をつかむようなトングなんですがね。そのため嫌われ者ではありますが、実はキスに劣らず美味。その扁平な形、トゲトゲ・ヌメヌメの特徴を考えると非常に裁きづらいイメージを受けますが、メゴチ用の裁き方をマスターすればかなり楽。まず背びれ付け根に尾のほうから横に包丁をいれ、背びれをそぎます。そしてそのままの頭のほうまで包丁を進め、尾びれがそぎ終わったら、包丁を下に向け、頭を落とします。ただし、このとき腹側の皮を完全に切らないこと。これを裏返し、包丁で体側の切り口の背骨を押さえ、もう一方の手で頭を持ち尾のほうに引っ張ります。これでヒレ・頭・皮がいっぺんに処理できます。